創建当初の庶民の材に守られて―歴史や先祖を感じる寺院空間。
Concept:

田園に囲まれた豊かな自然、古代ロマン感じる文化遺跡が点在する日本のふるさと―岐阜県揖斐郡、佛照寺。

佛照寺の柱、梁、長押・・・建築部材のすべては創建当時の門徒さんたちが、お金ではなく材木や物資で寄付をされたものだそうです。

「部材はすべて門徒さんから頂いた大切なものですから、どの部材も大事に残したい。パッと綺麗に見えなくてもいいから、彩色もできるだけ当初のままを残したい」とのご希望でした。

 

修復コンセプトは「ご門徒の祖先を感じてもらうことで、文化を守り育んでいく」。

それゆえ、外陣正面の彩色文様は塗膜の劣化を細やかに修理した上で、補彩部分を落ち着いたトーンで蘇らせ、あえて歴史を感じていただけるようにしました。

ベースの金箔や漆黒は、光沢を押さえた本仕様で上品に仕上げています。

 

また佛照寺に伝わる不思議な寺紋の調査などもお手伝いさせて頂いたりして、お寺の歴史やご先祖様を、皆さんと共に感じながら修復させて頂いた事例です。

Data:

ところ:岐阜県揖斐郡 佛照寺

宗 派:浄土真宗本願寺派

 
 
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